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2011年5月

金華山へ行く

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鮎川を取材した後は金華山へ。
観光船が運航していないため、
海上タクシーで向かいました。
テレビ局の取材が金華山へ入るのは
震災後、初めてということで、
島がどうなっているのか不安な気持ちに駆られながら
船で向かうこと約20分。

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島へ着くと、まず目に入ったのが船の待合室。
鉄骨を残すだけとなっていました。
さらに、人間アメダスの常連・しかぽんさんが営む
民宿へと歩みを進めると、
そこにあったはずの建物もありません。
ただただ、言葉を失うばかりでした。

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続いて向かったのが黄金山神社。
高台にあるため津波の被害はありませんでしたが、
石鳥居や灯ろうが倒れるなど
地震の激しい揺れによる大きな被害が出ていました。
そんな中、驚いたのが
木造の社殿が全くといっていいほど大丈夫だったこと。
先人の知恵に感服するばかりでした。

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金華山といえば、やはり鹿。
相変わらず元気な姿を見せてくれましたが、
ちょっと痩せ気味のようでした。
普段は観光客から鹿せんべいを
もらって食べていますが、
震災後は自然の草などしか食べていないとのこと。
そうした影響が出ているようです。

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石巻市鮎川浜に行く

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東日本大震災の震源地に最も近い牡鹿半島。
その先端、鮎川地区へ取材で行ってきました。
牡鹿半島の他の浜と同じように、
鉄筋の建物を残して壊滅状態。
震災から2か月経つにも関わらず
ガレキは残されたままで、
油のにおいも辺りに漂っている状態でした。

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捕鯨基地の町として知られる鮎川は、
津波観測の拠点としても大きな役割を担ってきました。
今回の津波で、鮎川検潮所にも被害。
7.6m以上の津波を観測しましたが、
正確な高さは分かっていません。
この検潮所は現在、宮城県内には
鮎川と仙台港の2か所しかありません。
ここで観測されるデータは、
津波だけでなく高潮の監視にも非常に重要。
気象庁は他の場所へ移設することも含め、
復旧に向けて動いているそうです。

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国土地理院の計測で、
牡鹿半島は1.2mも地盤が沈下したことが分かりました。
この影響で、大潮かどうかに関わらず、
満潮になると決まって岸壁が冠水するそうです。
その証拠に、岸壁には苔や藻がビッシリ。
また、船も岸から離して係留されていました。
台風の接近と大潮が重なると
さらに大規模な冠水や浸水が予想され、
一刻も早い高潮対策も求められます。

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大船渡市の津波前後

今回の東日本大震災を受けて、
写真をより大切にしようという想いを強くした人が多いと思います。
あれだけ多くの被災者の方が
津波で流された写真を探し回り、見つけては涙する。
写真はただの紙やデータなのではなく、
その人の大切な思い出や財産なんですね。
そうした被災者のために、汚れた写真1枚1枚を
丁寧に水で洗い流すボランティアの方々のがんばりにも
胸を打たれる思いです。

写真とは、その瞬間を画像という形で記録すること。
実家の大船渡に帰省する度に
あちこちで写真を撮っていましたが、
まさかこんな事態になるとは夢にも思わず、
もっといろいろな場所の写真を撮っておけばよかったと
後悔の念が残るばかりです。
手元に残る震災前の大船渡と
震災後に撮ってきた写真を動画にしてみました。

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鹽竈桜が満開!

鹽竈神社にある国指定の天然記念物「鹽竈桜」が
今、見ごろを迎えています。
鹽竈桜は八重桜の一種で、花びらはなんと50枚ほども!
そうした花びらが集まると、
まるでぼんぼりのように見える程です。
今年の開花は震災の直後だけに、
多くの人にたくさんの幸せが訪れるよう
咲き誇っているようにも感じられました。

鹽竈神社にはこの鹽竈桜を含め
29種類ものサクラが植えられていて、
中には宮城県内でほとんどお目にかかれない品種も。
今は遅咲きの品種が何種類か見ごろですので、
近くに立ち寄った際はぜひ訪れてみてください。
神社の方に話をうかがうと、
今年は震災の影響で団体客がかなり少ないそうです。
その分、じっくり見られるというメリットもありますよ。

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みどりの日・新緑映える青葉通

世の中はゴールデンウィーク真っ只中ですが、
私と同じように、そんなの関係ないという方も
きっと多いことでしょう。
そんなみなさん、お疲れ様です!

きょう5月4日は「みどりの日」。
仙台市内でも日を増すごとに
木々の新緑が色鮮やかさを増してきました。
若葉が生い茂ってしまうと太陽光を遮ってしまうため、
その下はちょっと暗い感じになってしまいます。
そうしたこともあって、
新緑の美しさを感じるには
ちょうど今がベストな時期です。

きょうは定番の定禅寺通ではなく、
地下鉄東西線の工事が進む
青葉通のケヤキ並木を撮ってみました。
今回の東日本大震災で痛感した一つが、
今の街並みを写真という記録として残すこと。
当たり前のように広がっている光景が
一瞬で消えてしまうという現実を思い知らされた今、
これまで胸にあったその想いをより強くしました。
この青葉通も地下鉄工事の進展とともに、
その姿を大きく変えてきています。
ケヤキ並木の伐採から
青葉通で写真を撮り続けていますが、
今後も地下鉄東西線が完成するまで
ライフワークとして追い続けていきたいと思っています。

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